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青山通り、表参道の横断歩道、目の前で両手に袋を提げた爺さんが転ぶ。
安全地帯で数人の若者と立ち往生「大丈夫ですか?」
振り返って交番まで向こうの方と身振り手振りで伝言ゲーム。
駆けつけた警察官に「山手通り?」と尋ねたご老人、いいねえ。

クリスマス前、去年までは試食が出来たチョコレートのお店。
いつもなら出口で商品を手渡しして頂くのだが
カップルが沢山でそれもかなわず、もう場違いなのか。

津田ホールがもうすぐ閉める。
このホールでは最後の小林先生のゴルドベルグ変奏曲。
先生の演奏はバッハの部屋にレースのカーテンを引くように感じた。
今までは新しい調度品で迎えられたような楽しさがあったので少し寂しい。

地下のユーハイムは数年大丈夫。
ホール閉鎖の理由を聞いたら向かいの体育館の建て替え工事の騒音だと。
バウムクーヘンを切ったような席は今度座るとしよう。

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by hijiki-fugue50146 | 2015-01-11 22:14 | この地のコトバ
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2月11日、信州松本まで『ロ短調ミサ曲』の全曲演奏、いよいよ本番です。
写真には写っていませんが正面右側の壁にはプロジェクターで歌詞の字幕が出ていました。
それは前回の講演と今回のパンフレットに対訳を載せていらっしゃった磯山先生訳。

楽器の調律が終わって小林先生が足早に拍手の中を舞台中央まで進んでゆきます。
あ、まただ!
拍手の鳴りやまぬ中、さっと聴衆に背を向けて手をあげ曲を始めようとする先生、せっかちなんだから。
冒頭のキリエ(Kyrie)だけは聴き逃すまいぞと息をとめ手を握り締め聞き耳をたてます。

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拍手の残響でわずかに濁った空気の中からKyrieの澄んだ声が抜けてくる。
今まで聴いたロ短調ミサ曲のどのKyrieともちがうKyrie。

プロジェクターから投影される対訳のおかげもあって、こんかいは言葉がするっと入ってきました。
終演後、小林先生桐山さんや磯山先生と少しお話しできサインをいただきました。
妻のパンフレットには『字幕 磯山雅』と書いていただきました。
本番中はプロジェクター脇にいらっしゃった様子、後ろをキョロキョロしても見つからないわけだ。

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by hijiki-fugue50146 | 2014-02-16 22:27 | この地のコトバ
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1月26日、松本の松本市音楽文化ホール、ザ・ハーモニーホールでの講演へ行ってきました。
2月11日、同ホールで演奏されるBWV232『ミサ曲 ロ短調』の予習です。
講師はバッハの研究の大家、礒山雅 さん、素晴らしい講義でした。
予定時間を過ぎて講義が終わりました。
で、講演後、ロビーに展示してあったバッハの直筆譜のファクシミリ版を開いて復習。
最後に作曲したと思われるニカイア信条の「乙女・マリアより・・・」の挿入部を指し示して。
先生への質疑応答は続き、とても終わりそうもありません。

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楽譜の最初のほうをパラパラめくる先生の手付きの鮮やかな事。
そして一曲目の「キリエ」楽譜の美しいこと。
思わず「きれいですね」と呟くと先生はにっこり。
それに比べ失明寸前の頃バッハが書いた音符は滲んだり、たどたどかしかったり。
これは立派な病跡学の世界なんですね、後ろ髪をひかれる思いでその場をあとにしました。
さて、本番は2月11日の小林先生指揮による全曲演奏。
いまから本当に楽しみです。

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by hijiki-fugue50146 | 2014-02-02 23:12 | この地のコトバ
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昨日、催されたバッハフルートソナタの公演後のワンショットです。
残念ながら少しピンボケ、舞台の袖下の暗さに古いiPhoneはこれが精いっぱい。
北川さん、そして辰巳さん本当い素晴らしい演奏ありがとうございました。
そして合唱やfacebookでお知り合いになれた勝又さんお久しぶりです。

開演ギリギリで気持ちが落ち着く暇なく始まった公演
前半と後半ではフルートの頭部管を取り替えたと思うくらい違って聴こえました。
公演後、北川さんにお尋ねしたところ同じ管と分ってビックリ。
貸与された由緒ある金の銘管、素晴らしい音色です。
今までお使いのフルートより線が太く音も吹き込むと遠心力が増す感じです。
今度は二管揃えて音色比べの演奏会を是非していただきたい。

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また北川さんや辰巳さんからサインを頂きました、いつもバッハ絡み。
これから行われる下田文化会館の公演も楽しみ。
OPUS ONE Classicの次の演目は岩崎洵奈さんのピアノリサイタル。
『オールショパンの夕べ』 これは聴きたい。

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by hijiki-fugue50146 | 2014-01-24 00:24 | この地のコトバ
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写真は1月26日荒通し練習が終わりマエストロ山田和樹さんのお誕生を舞台で御祝いしたところです。
この日の会館はとても寒く、薄着だった自分は思わず「遭難しそう」と呟きました。
皆様、草々に帰る準備を始め、清酒の『山田錦』を片手にご満悦のマエストロ。
バリトンのソリストを務める原田圭さん、マエストロ和樹節にニコニコ楽しそうです。
左の脇で美女に囲まれ神妙な顔なのはレチタティーヴォ(recitativo)の伴奏を務めるチェロの彼。
睨んでいるように撮れちゃったはソリストの幸田浩子さん、いつも笑顔なのに。ごめんなさい。
向かい合って譜面を確認している女性はチェンバリストの辰巳美納子さん。

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合唱を含めほとんどのメンバーがステージを去り寒さがひとしお身にしみる中
もう一人のソリスト、松原友さんを加えレスタティーヴォを担当するメンバーがもう一度総ざらい。
自分を含め数人の合唱のメンバーはサインを頂こうと、よこしまな心を抱き客席から見守りました。
そのとき、ふと同じ匂い、小林道夫先生のサマーアカデミーを思い出しました。
辰巳さんや幸田さんがレチタティーヴォの歌詞を読み解きチェロの彼に伝える。
彼はその思いを一身に受け演奏を紡いでゆく、そういう時間を過ごせたことは、とても幸せでした。
サイン?松原友さんだけ、そぉっと楽譜にいただきました。

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by hijiki-fugue50146 | 2013-02-03 23:19 | この地の人
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9月30日、台風が近づいて昼過ぎから雲行きが怪しくなってきました。
祭りの最終日は『シバガエシ』とよばれる片付けと会計報告を兼ねた晩酌の席が設けられます。
日中、片付けが終わって集会場で今年最後の虎舞を二頭。
午後三時、いつもなら近所のおばさん連中が見物に来るのですが今年はあいにくの天気。
見ているのは来宮会の会員だけ、さらさらと時間が過ぎてゆきます。
それが終われば頭と衣がばらされます。
しっかり結んでいた糸を二人がかりで解いてゆく手際の良さ。

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ばらした虎や提灯、太鼓などをもってお宮へあがります。
そして『オクリ』とよばれる短い太鼓、途中、題名にあげた「よーんやせ」と合いの手が入ります。
太鼓が終わりシャンシャンと手打ちをして鳴りものは全ておしまい。
祭りの道具の眠る境内にある倉庫のシャッターが下ろされます。
そのころからでしょうか、風雨が強くなってきました。
夜は下の集会場では最後の飲み会
台風の風が吹き込まない集会場でのんびり祭りの余韻を味わいました。

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by hijiki-fugue50146 | 2012-10-03 23:02 | この地のコトバ
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8月26日、松本でのサイトウキネン、『火刑台上のジャンヌ・ダルク』のカーテンコールです。
この舞台を観る事ができて本当に幸せでした。
7月から出向した職場のあまりの忙しさに妻と行く予定を断念しました。
縁がないという事なんだなと諦めておりましたら、公演前日、1名キャンセルがでました。
迷ったあげく、一人日帰りで松本までコンサート詣での旅、行きは5時間を切りました。
カーナビなんか付いていないオイラは奥さんの電話誘導で向かった先は松本城先の体育館。
妙に静かでチケットを預かっている先発隊から焦った電話が入る。
気がつけば開演15分前、体育館に車を置いてタクシーを呼びました。
ほどなく迎えに来ていただいたアルプス交通のタクシーの運転手の方は伊豆の大仁で働いていたと。
「絶対間にあいまわせますよ」と川沿いの道とスーパーの駐車場をスルスルすり抜けてゆきます。
5分前、まつもと市民芸術館 に着いてチケットをカウンターで受け取って席に着いたら
開演の鐘の音と同時に着席、舞台の両そでに流れる対訳を見ながらのあっという間の80分でした。
公演後、下田のメンバーに再開、「なかなか来なくて卒倒しそうになった」といわれ苦笑い。
帰りの道すがらオーラを感じたら草間弥生さんの帰郷展、げに松本は文化のパワースポットなり。

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by hijiki-fugue50146 | 2012-09-09 23:03 | この地のコトバ
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第5回 小林道夫サマーアカデミーin下田のパンフレットに頂いたサインです。
裏返った圓谷さん野間さん、そして高橋さんごめんなさい。
このサインはドイツ留学が決まった井口さんから頂いたもの、おめでとうございます。
「また下田に来たいです」とおっしゃって頂きました、お願いします。
そして楽しいお話を沢山していただいた北川さん、辰巳さん、長岡さんなど沢山の方
そしてお話ができなかった方々も含めてご縁があったら、また下田でぜひお会いしたいです。

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写真はカンタータ4番のコラールを練習しているときの一場面です。
合唱になると先生がオケをとめる頻度が多くなり「我々は・・・」と指導に入ります。
そう、決して「あなた方は」ではなく「我々は・・・」なんです、そこが奥深い。
演奏会の後、先生のコラールがどうして瑞々しいのかお伺いしました。
「教会の讃美歌のようにザーッと唄うやり方もあるんですけど
私はリートの伴奏をずっとしてきたので言葉の繋がりを大切にしたい」
言葉を選びながらパーティーの喧騒の中に消え入りそうな声で仰ってくださいました。
じつは北川さんからアドバイスを頂いた内容を盛り込んでのブログ記事です、ありがとうございます。

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by hijiki-fugue50146 | 2012-08-20 23:03 | この地のコトバ
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河津のバカテル公園内のオランジェリーでミニコンサートが開かれました。
オランジェリーとは寒さから柑橘類を守るための装飾的な建物の意味です。
建てられた当初は響きのよいホールでしたが会議などに使うため若干、残響が抑えられたそうです。
知り合いのチェンバリスト、杉本周介さんが演奏なさるので伺いました。

演目はイタリア歌曲を中心に耳触りのよい歌曲が続き、ソプラノの原謡子さん。穏やかな唄い方で綺麗な響き。
バロックヴァイオリンの丹沢広樹さんには楽器や曲について分りやすいレクチャーをしていただきました。
途中『模倣のソナタ』では杉本周介さんとともに鳥や動物の鳴き声をまねた演奏、思わず笑いがこぼれました。

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コンサートが終わるころには雨上がり晴れ間が覗き、バラ園を散策することができました。
キオスクと呼ばれる東屋までの砂利道、午前中の雨のせいでしょうかバラの花びらが沢山散っていました。
それを踏みしめながら登る道筋は土の匂いとバラの香りが入り混じった風がそよいでいました。
バロック音楽を味わい、バラの花びらを踏みしめながらの散策はなんて贅沢な時間でしょう。

演奏が終えて見せていただいたヴィオラやバロック弦、そして差し入れられた梅酒などなど。
いつの間にかお話は我が家で造り始めた梅酢で煮た絹の磨き布まで及んで。
閃くとパチンと指を鳴らして目が輝く丹沢さん、またお会いしたいです。

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by hijiki-fugue50146 | 2012-06-10 10:02 | この地のコトバ
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6月3日、N響オーチャード定期公演とレオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想に伺いました。
ダヴィンチ展の数々のモナ・リザの模写をみながら、マニエリスムという言葉に目が止まりました。
公演前の短い時間でしたが心の足踏みを揃える事が出来ました。

公演は山田和樹先生、初のN響指揮、すべてベートーヴェン、ハ短調の作品ばかりです。
一曲目の『序曲・コリオラン』が終わり切らぬうちの唐突な拍手に手荒い洗礼を感じました。
たしかに揃って綺麗な演奏ですが無難だなあ、名刺交換に例えればいいのかな。
2曲目はとてもオケが重く感じました。指揮がピアノがはねようとしている仲介役に廻っているような。

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写真は道玄坂の名曲喫茶『ライオン』の裏口というか坂上の玄関になります。
此処こそ、時間が止まったマニエリスムのなのかも、公演前お邪魔しました。

さて公演の3曲目は御本人が、お好きだという交響曲5番『運命』です。
第3楽章のホルンのソロの出だしが少し揃わなかったのでした。
ところが、それからオケにいい意味での緊張感というか集中力が漂い始めました。
やっとオケと指揮者の良い対話が聴こえ始じめ、最終章は少し浮遊できた感じでした。
そう、自分は良い演奏ではなく指揮者と演奏者、聴衆との対話の形を楽しみに来ていたのでした。

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by hijiki-fugue50146 | 2012-06-05 22:54 | この地のコトバ