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9月30日、台風が近づいて昼過ぎから雲行きが怪しくなってきました。
祭りの最終日は『シバガエシ』とよばれる片付けと会計報告を兼ねた晩酌の席が設けられます。
日中、片付けが終わって集会場で今年最後の虎舞を二頭。
午後三時、いつもなら近所のおばさん連中が見物に来るのですが今年はあいにくの天気。
見ているのは来宮会の会員だけ、さらさらと時間が過ぎてゆきます。
それが終われば頭と衣がばらされます。
しっかり結んでいた糸を二人がかりで解いてゆく手際の良さ。

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ばらした虎や提灯、太鼓などをもってお宮へあがります。
そして『オクリ』とよばれる短い太鼓、途中、題名にあげた「よーんやせ」と合いの手が入ります。
太鼓が終わりシャンシャンと手打ちをして鳴りものは全ておしまい。
祭りの道具の眠る境内にある倉庫のシャッターが下ろされます。
そのころからでしょうか、風雨が強くなってきました。
夜は下の集会場では最後の飲み会
台風の風が吹き込まない集会場でのんびり祭りの余韻を味わいました。

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by hijiki-fugue50146 | 2012-10-03 23:02 | この地のコトバ
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来る9月29日は小稲地区の虎舞の祭りです。
練習は新月の晩から始まりました。
虎の衣を繕ったり太鼓、大太鼓も小太鼓も銘々が稽古。
年々、祭典をうつ人が少なくなってゆきます。

虎の棒組(ぼうぐみ)も仕事の都合で集まらないときは
衣を被らず裸で別の組み合わせで行ったり
子供たちも笛や太鼓の練習をCDに合わせて吹いたりゆったり時間が流れます。

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稽古は参加する人数が少なければ早めに終わることもしばしば。
虎山も雨が降る予報なら写真のごとくブルーシートで覆われます。
「そういえば台風ができてこっちへ向かっている」と船長の言葉。
なんだかなあ、自分が役につくと、いつもこの祭りは雨、相性が悪い。

子供の頃、学校の昼休み『和籐内』の御条目をほうきを振りながら練習したっけ。
『和籐内』はこの地区のリアルなヒーローでした。
本番で和籐内を演ずる中学生がヒーローになりますように。

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by hijiki-fugue50146 | 2012-09-25 23:40 | この地のコトバ
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これは日中、奉納される来宮神社での虎舞です。
毎年、練習中から時折、呟かれた言葉が今年は現実味を帯びてきました。
「いつまで虎舞が出来るだろうか」と。
ふたを開けてみれば大学生の活躍で虎舞は浜の虎舞を含め無事、行えました。
しかし太鼓台を人力で移動させながらの練りは少ない会員では大変でした。
おかげで両腕に軽い内出血のアザができました。

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柴返しと呼ばれる祭りの最終日、集会場で今年、最後の虎舞いが行われます。
午後3時過ぎ、地区の同報放送で副部長が「お汁粉が出来ました」と告げると
地区のおばさんや子供達が集まってきます。
そして最後の虎舞いのお勤め。
前部長が大太鼓をたたき、部長不在の中、頑張った副部長が虎のアタマに入ります。

虎舞いが終わり太鼓台や道具をお宮の倉庫に上げながら
大学生の父親は「近くに就職できればいいけど」と虎舞いの存続をねがいます。
来年の本祭りは9月29日、土曜、再来年は9月18日水曜、中秋の名月の前日です。

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by hijiki-fugue50146 | 2011-09-12 22:52 | この地の人
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宵祭りの虎舞です。
虎の左上に輝くのは十三夜の月。
本祭りの夜には家で振る舞っている女衆のために披露しています。
そのためギャラリーの目は肥えています。

虎山は基本的には釘を使わず組み立てられている台です。
両脇の欄干を大きな枠にしていてそこに何本かの梁を渡し
くさびで固定、その上に板子を張って舞台にします。
欄干には竹をさして竹やぶを表現しています。
虎が板子の上で暴れると浮いた板子と梁がぶつかりバタバタ激しい音をさせ
くさびだけで組まれた欄干と梁はギシギシきしみ迫力満点です。

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向かって左が本番用の虎のかしら、右は練習用です。
どちらも八方睨みですが右はユーモラスな顔つき。
重量は本番用のほうが重く舞い手の負担も増します。
それが緊張感を高め本番で化ける要素になっているのかもしれません。

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by hijiki-fugue50146 | 2011-09-11 00:12 | この地の人
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雨が長引き虎山の板子がなかなか張れませんでした。
それにしても台風の被害には目を覆うばかり
稽古の最中でも地震で下田へ避難してきた東北の魚船の話しや
台風が逸れければ祭りどころじゃなかったと、なんだか話しは暗い方向へ。

それでも11日の祭りに向けて準備は進み、虎山では舞ったあとも指導が入ります。
若さの特権でしょうか、日に日に大学生コンビはメキメキうまくなります。
それに刺激されてか、初めて和唐内の虎をまわす副部長にも火がついたようで。

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我が家でも奥さんが宴の準備に力こぶが入ります。
毎年、表計ソフトでデータを取ってあるのでプリントアウトして
新しいメニューを加えたり呼ぶ友達の人数に合わせて数を修正したり。
料理の下作りがチェックリストどおりすすみ冷蔵庫が詰まってゆきます。

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浜の虎の本番はもっと暗い照明でまわします。
虎山の欄干に竹が並び、さらに凄みを増す演出がなされます。
明日は稽古仕舞いです。

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by hijiki-fugue50146 | 2011-09-08 23:46 | この地の人
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今年の小林道夫先生サマーアカデミー特別演奏会のパンフレット
表紙の桐山さんのサイン、中にはヴィオラでオブリガードをとられた鈴木さん
そしてソプラノの森さんのサインもあります。

演奏が終了してから始まったパーティーで少々お疲れの顔つきの小林先生に
前日、FMで放送された演奏や昨年末のゴルドベルグ変奏曲のコンサートについてお伺いしました。
途中で「年々歳を重ねると疲れがだんだんとれなくなってね・・・」と溜め息をつかれました。
来年のサマーアカデミーの予定も決まっておりますが、それより、お体を、どうか大切に。

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9月の11日の虎舞の祭りの稽古、台風の影響で足踏み状態です。
今夜から本番用の衣に虎の頭をつけて拝殿で稽古です。
虎山は組んだけど雨なので板子は張られず骨組みのまま。
今年は虎舞の主要メンバーが不幸があって祭りに参加できません。
地元の大学生が戻ってきてくれて練習が続きます。

どちらも来年もちゃんと行う事が出来ますように。
続けてゆく事の大切さと難しさを味わっています。

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by hijiki-fugue50146 | 2011-09-03 23:00 | この地の人
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会長が拝殿に奉納の板を打ちつけています。
この地区は本祭りの翌日、次年度の頭(かしら)に引き継ぎをします。
去年のお祭りから二回、お祭り以外に虎舞をしました。
去年静岡で行われた国民文化祭と上海万博。
その時いただいた費用で余ったお金のいくばくかをお宮に入れました。
板にはその証に催しへ参加した方々のお名前が記入してあります。
今回は二度とも裏方参加なので隅っこに記入してもらいました。

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それはともかく集会場で最後の虎舞をまわします。
部長の指名で子供たちが練習の成果をはだか(衣なし)披露したり
大人は頭とケツの役を入れ替わったり、ちょっとした敬老会です。
最後のひと頭は正規の棒組みで行って〆ます。

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この舞が終われば虎の頭と衣は離され各々の保存箱へ仕舞われます。
ナフタリンの香りが倉庫のなかへ、ただよいました。
来年の虫干しまで、しばしのお休みです。

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by hijiki-fugue50146 | 2010-09-23 14:10 | この地のコトバ
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虎舞は夜の浜の虎舞が有名です。
じつはあまり知られていませんが
ねりに出る前、お宮で奉納の虎舞が行われます。
虎のコロモや太鼓台をばらして若い衆が担ぎ上げます。

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虎舞は集会場やお宮など、浜の虎以外を見る機会があるのですが
やはり夜に行う浜の虎舞に焦点が集中しがちなのが常です。
下世話ながらギャラリーの数が原動力になっているところがあるのかもしれません。
なぜか今年は、浜以外の虎舞も大切にされていたように感じました。

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それは上海での上演経験のせいなのか
それとも虎舞の名手で祭り好きな若い衆頭のせいなのか
地区の子供たちがたくさん笛に参加したせいでしょうか。
ともかく人に見せるためだけではなくて
祭りをうっている自分たちが、とても楽しめて
とても気持ちよかったです、ありがとう部長(若い衆頭)さん。

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by hijiki-fugue50146 | 2010-09-22 22:22 | この地のコトバ
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今日は宵祭り。
本祭りに接待で家から出られないおんな衆が
夜の虎舞を身にたくさん出ていらっしゃいます。
それだけに評価は厳しく暖かい。

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一番虎、二番虎と順調に進んでゆきます。
合間には子供たちが太鼓を披露、あたたかな拍手がおきます。
腕組みをしてみていたおじいさん、お孫さんの小太鼓に
「入るところで入んねぇ」といいながらも優しい目線を遠くから送っています。

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三番虎に挑む今年の和唐内の役の子は小柄です。
虎山の階段を上り始めるとギャラリーから「頑張れっ!」と声援。
虎をしとめた手の先には十三夜の月が。
じつは撮影中、虎が竹の薮をはらうたび
川に漬けておいたときに付いた砂がパラパラ降ってきます。
これも役得です。

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by hijiki-fugue50146 | 2010-09-20 22:31 | この地のコトバ
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大人たちの練習にも熱がこもってきました。
虎山の下にコロンと置かれたコロモ。
あまり大きさを感じません。
でも大人二名がはいると、さすがに大きくなります。

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人の動きが、タガへ、そしてタガを繋ぐ糸、最後は虎のコロモと
とても複雑な伝わり方をします。
それも狭いコロモの中で
前後、二人の人間が連なったり担ぎ上げたりと連携をとりながら。
虎山の欄干に寄ったり、中央で頭(上半身)の人間を担ぎ上げ立ち上がったり。

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浜の虎は三組まわしますので今日はその順番どおりで通します。
舞い方の基本は同じでも三組三様でぜんぜん違う虎に感じます。
それは二人のたましいがコロモまでにじみ出てくるような。
いえ、それはコロモの中で舞っている方々の激しい息づかいであったり
汗、そして伝統を紡ぐ心意気なのかもしれません。

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by hijiki-fugue50146 | 2010-09-17 22:07