タグ:横浜シンフォニエッタ ( 17 ) タグの人気記事

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下田での『天地創造』公演が終了、ホテルでの歓談会の席で意外な事実。
松原友さんのコメントを頂いているときマエストロ山田和樹が乱入。
「ハングリー精神がある」と一言、トマトフィル(横浜シンフォニエッタの前身)を立ち上げた時
藝大の声楽科に在籍中の友さんが自らすすんでステージマネージャーをかってでたとか。
そういえば関西から下田まで何度か『天地創造』のコーラス指導に来ていただきました。
本当にありがとうございます。

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楽譜でHallelujaのところはベートーヴェンの『運命動機』、ジャジャジャジャーンです。
その前の休符からセットなんですがハイドンだと、なんだか蒸気機関のイメージが。
オーケストラの演奏するリズミカルなフレーズやテンポも関係しているのでしょう。
産業革命の最中、1790年代のロンドンには新しい機械の音が生まれていたのかもしれません。
第二部の最初のアリアのヴァイオリンが刻むリズムは時計の脱進機のチクタクという感じ。
人が人以上の力を制御し始めた時代の音と聖書の物語を重ね合わせてと考えると痛快。
三部、最後のコーラスの前、天使ウリエルのレチタティーヴォで人の夫婦に忠告を与えるのは
そんな音たちに囲まれ始めたヨーロッパへ忠告だったかも、そしてそれは今でも生きているのかも。

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by hijiki-fugue50146 | 2013-02-20 23:00 | この地の人
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写真は1月26日荒通し練習が終わりマエストロ山田和樹さんのお誕生を舞台で御祝いしたところです。
この日の会館はとても寒く、薄着だった自分は思わず「遭難しそう」と呟きました。
皆様、草々に帰る準備を始め、清酒の『山田錦』を片手にご満悦のマエストロ。
バリトンのソリストを務める原田圭さん、マエストロ和樹節にニコニコ楽しそうです。
左の脇で美女に囲まれ神妙な顔なのはレチタティーヴォ(recitativo)の伴奏を務めるチェロの彼。
睨んでいるように撮れちゃったはソリストの幸田浩子さん、いつも笑顔なのに。ごめんなさい。
向かい合って譜面を確認している女性はチェンバリストの辰巳美納子さん。

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合唱を含めほとんどのメンバーがステージを去り寒さがひとしお身にしみる中
もう一人のソリスト、松原友さんを加えレスタティーヴォを担当するメンバーがもう一度総ざらい。
自分を含め数人の合唱のメンバーはサインを頂こうと、よこしまな心を抱き客席から見守りました。
そのとき、ふと同じ匂い、小林道夫先生のサマーアカデミーを思い出しました。
辰巳さんや幸田さんがレチタティーヴォの歌詞を読み解きチェロの彼に伝える。
彼はその思いを一身に受け演奏を紡いでゆく、そういう時間を過ごせたことは、とても幸せでした。
サイン?松原友さんだけ、そぉっと楽譜にいただきました。

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by hijiki-fugue50146 | 2013-02-03 23:19 | この地の人
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昨年の7月、まさかの出向から6カ月たちました。
そのときから無事、1月27日を迎えられるとは思いませんでした。
今日現在でも、かなり怪しいですが寸前まで調整が続きます。
山田和樹先生指揮、横浜シンフォニエッタ演奏によるハイドンの≪天地創造≫。

唄えなかったら縁がなかったと諦めるには素晴らしすぎる企画。
実のところ出向直後からは練習も諦め、しばらくお休みをしていました。
ところが街で会うメンバーや先生から叱咤激励をされ秋になって練習に復帰。

そのため自分自身のモチベーションを高めるために
いろんな指揮者の方の天地創造の音源を集めたり
バッハの≪ロ短調ミサ≫を聴きに行ったりしました。
それは気がつかなかった音楽の世界を知るきっかけにもなりました。

ほかにも、いろいろ広がった言葉と音楽の世界。
これから思い出しながらブログをアップしてゆきたいと思います。
写真は1月の練習へ直々にいらっしゃったマエストロ山田和樹さんです。
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by hijiki-fugue50146 | 2013-01-25 00:28 | 雑観
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公演番号は247、ホールCはドストエフスキーと名付けられていました。
山田和樹指揮、横浜シンフォニエッタの演目は二つともチャイコフスキー。
弦楽六重奏曲 op.70 「フィレンツェの思い出」と弦楽セレナード op.48。
昨年のLFJと同じ弦楽器セクションだけの構成です。

演奏当初はホールの大きさより少し小さな音かなと思いました。
聴いて行くうちに、久々ぶりに山田和樹先生ならではの、きめの細やか。
久々ぶりに音の重力の開放を感じました。
重いと思った音がフワッと鳥の産毛のように舞いあがり光る。
ああ、これだ、去年とは違う、安心しました。

曲間には椅子の配置換えをしている北川さんや袖から客席を覗く碓井さんがチラリ。
ニ曲目は長岡さんがコンサートマスター、指揮者と阿吽の呼吸でオーケストラが走り始めました。
ああ、聡季さん、椅子から立ちあがりそう、それにしても弱音の美しいことよ、じらされました。
第一楽章のジャンのあと『ドーーー』は謎、こんどお会いした時、お話を伺うことにしましょう。
それにしてもケータイのバッテリー切れの警告音、演奏前で良かった、和みました。

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by hijiki-fugue50146 | 2012-05-20 23:08 | この地のコトバ
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5月4日ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 2012に行ってきました。
お目当ては横浜シンフォニエッタとネットラジオのOTTAVAのライブスタジオを見ること。
お昼過ぎに伊豆を車で出て新東名を少し走り案の定、渋滞に巻き込まれ
銀座の地下駐車場に車を潜り込ませた時は6時近くになっていました。
晴天だった伊豆とは違い有楽町界隈はにわか雨が降っていました。
そういえば去年も雨に見舞われたっけ。

OTTAVAのサテライトスタジオを探しながら会場を少しさまよいました。
なんだろう、この違和感は。
田舎住まいの自分にはシステムが大きすぎて会場の雰囲気に乗り切れない。
あまりに管理されていて、うろうろしたい自分には居場所が無く
どんどん気力を吸い取られるような気がします。
もうすこし下調べをしておけばよかったと少し後悔。

サテライトスタジオについて番組プレゼンターの本田さんと林田さんのお話
聞いているうちに少し気力が戻ってきました、ありがとう。

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by hijiki-fugue50146 | 2012-05-06 00:25 | この地のコトバ
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久々、コンサートというより白熱のライブです。
小林先生のレクチャーコンサートが開かれたコトブキDIセンターのホールは小さくサロン風の設えでした。
演奏前に小林先生からシューベルトのピアノトリオD898(op.99)は
「楽譜を紐解きながら当時のピアノと現代のピアノの音色の翻訳に苦労した」と。
そして一曲目のラントハルティンガーについても資料を片手に解説がありましたが
「同じ旋律が3回、それもまったく同じに繰り返されて。彼のタレント(才能)はその辺だったのでしょうね」
とラントオハルティンガーが『魔王』の初演で三回唄った逸話を交えて、にこやかにピアノにつきました。

いざ演奏が始まれば芸大、元カンタータクラブの方々のピアノ、チェロ、ヴァイオリンの濃密な鼎談
楽譜、演奏者、聴き手の三者も濃密な距離でお互いの息遣いが絡み合いながら時間が流れます。
力強く、そして明るいピアノトリオの演奏、シューベルトが生きていて通りかかったらどう思うでしょう。
ヴァイオリンの長岡聡季さん「三日間のプローベがマスタークラスのレッスンでした」と
演奏を終えて、いつものようにうつむき加減なお顔でお話をなさいました。
左顎にはくっきりと紫色のに内出血、博士号はシューベルトの室内楽でしたね、納得の演奏。
次の機会にはD929とアンコールを加えて、魔王の初演3回連続演奏の逸話の再来を是非。

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by hijiki-fugue50146 | 2012-03-06 00:20 | この地のコトバ
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『筑後川』の打ち上げのとき、指揮者の山田一樹さん盟友の
碓井俊樹さんと北川森央さんがお見えになりました。
前日、西伊豆でのリサイタルを終えてお寄りになりました。
臼井さんと前田勝則さんとは先輩後輩の関係で、なにやらよもやま話
前田さんいわく「山田君からね自由に弾いていいって言われてねぇ・・・」
そうなんですか?その割にはゲネプロで細かく指示をなされていたような・・・。

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新年明け、碓井さんと北川さんどうやらデンジャラスな旅に出かけていたようで。
その行脚は森央さんのブログ、アルジェリア旅行記に出ております。
碓井さんは「ほんと、あいつ(北川さん)は世間知らずで・・・」と車に乗せられたら
助けの手を差し伸べようと思った、と笑いながら話してくれました。
音楽の乾いた土地ならどちらでも?と尋ねますと、こくりと頷いて
「僕はピアノのテロリストだから」とサラリ、う~ん、ピアノのチェ・ゲバラというところでしょうか。
「爆弾テロぐらいじゃ平気だから」、無事で帰って日焼けしたお顔、見せてくださいね。
ピエール・アモイヤルさんとのリサイタル、すごく心に残っておりますので日本でも、ぜひ。

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by hijiki-fugue50146 | 2012-02-18 16:53 | この地の人
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横浜シンフォニエッタの第四回演奏会を聞いてきました。
ゴールデンウィークの音楽祭で演奏されたヒンデミットの弦楽曲を聴いた時
なんともいえない違和感を感じ、その答え探しに行ったのでした。

いままで何回か拝見させていただいた指揮する山田和樹さんは
つま先から指揮する指さきまで、ほんの少し宙に浮いて
引力から逃れているのではという印象を受けてました。
そして奏でられる音楽は砲丸投の鉄球を軽々と投げてみせては
頂点で絹の衣にかわり、落下してくるときは芯を持った水のように
物の持つしなやかな放物線などの物理曲線の優雅さを聴き取れたのです。

ところがここ数回の演奏会を聴きに伺ったときそのイメージを解体するような感じを受けたのです。
こんかいはファーストヴァイオリン側の前のほうの席だったせいでオケとのやり取りがよく見えました。
やっぱり耳のいい方だ、だけどそれだけじゃなくて次なる何かをつくり上げようとしている。
パンフレットの「山田和樹の西方見聞録」中のパリ管弦楽団を指揮した手記
とくにベルリオーズの幻想交響曲のくだりに答えのヒントがあるような気がしました。

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by hijiki-fugue50146 | 2011-08-12 23:36 | この地の人
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ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2011、長ったらしい名前です。
5月3日に横浜シンフォニエッタが出演するのでミカンを持参して伺いました。
高速道路の渋滞が思ったよりひどく、着いたのがお目当ての演奏会が始まる20分前。
ミカンの入った段ボールを持って会場をウロウロ、場違いな事、甚だしかったです。
場内の誘導係の方に頼んで終了まで預かってもらう事にしました。

演目はマーラー編曲のベートーヴェン弦楽四重奏曲第11番 「セリオーソ」
ヒンデミットの「葬送音楽」とシェーンベルクの「清められた夜」 op. 4、どれも弦楽奏でした。
三つの曲で一つの大きな曲に聞こえたのは和樹さんなりの意図があっての事でしょうか
実験的にも聞こえましたが自分の解釈が浅いのかもしれません。
シェーンベルク初期の作品がヒンデミットと違和感なく聴けたのは以外でした。

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公演が終わって和樹さんが楽屋口から出てらして少しお話
ミカンの事情をお話ししたらコンサートマスターの長岡聡季さんをお呼びになって
無事ミカンを手渡しつつ、長岡さんとは小林道夫先生のサマーアカデミーでの再会を約束しました。
聴きそびれたのは何故マーラーだけが指揮棒を持たずに振ったのかという事、気になります。

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by hijiki-fugue50146 | 2011-05-04 23:30 | この地の人
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先週の土曜日、夜勤明けで上京したおり、いただいた昼食、「天一」の特製天丼です。
お目当ては銀座の王子ホールで催された碓井俊樹さんのピアノと
ピエール・アモイヤルさんのヴァイオリンのリサイタルでした。
碓井さんは横浜シンフォニエッタ、北川森央さん繋がりでご紹介を受け
昨年の森央さんの下田でのリサイタルのとき素晴らしい伴奏を耳にしてファンになりました。

写真の天丼、こんなに食べたら眠くなっちゃうかなと思いながら
箸でつまみ上げるタネのどれも重いこと、見かけ以上にずっしりとしており
エビなんぞ、大きさと重さのバランスの記憶が刷新されるほどで、これが銀座なのね。

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肝心のリサイタル、碓井さんの演奏、やっぱ聞き手に美しい花を贈るというより
音楽の種のような、稲穂とか麦でしょうか、そういう風に自分は聴き取れるのです。
譜面と指先までの距離が近く感じ、時々ピアノごと、わずかに宙に浮いているような
ただそれも軽くなるというより音で持ち上がるような浮力を演奏姿から見て取れます。

ヴァイオリンのピエール・アモイヤルさんの外連味のない演奏と相まって
今年最初の音楽礼賛は素晴らしいものになりました。

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by hijiki-fugue50146 | 2011-01-25 22:02 | この地のコトバ