タグ:山田和樹 ( 21 ) タグの人気記事

d0149466_2331356.jpg

下田での『天地創造』公演が終了、ホテルでの歓談会の席で意外な事実。
松原友さんのコメントを頂いているときマエストロ山田和樹が乱入。
「ハングリー精神がある」と一言、トマトフィル(横浜シンフォニエッタの前身)を立ち上げた時
藝大の声楽科に在籍中の友さんが自らすすんでステージマネージャーをかってでたとか。
そういえば関西から下田まで何度か『天地創造』のコーラス指導に来ていただきました。
本当にありがとうございます。

d0149466_23273713.jpg

楽譜でHallelujaのところはベートーヴェンの『運命動機』、ジャジャジャジャーンです。
その前の休符からセットなんですがハイドンだと、なんだか蒸気機関のイメージが。
オーケストラの演奏するリズミカルなフレーズやテンポも関係しているのでしょう。
産業革命の最中、1790年代のロンドンには新しい機械の音が生まれていたのかもしれません。
第二部の最初のアリアのヴァイオリンが刻むリズムは時計の脱進機のチクタクという感じ。
人が人以上の力を制御し始めた時代の音と聖書の物語を重ね合わせてと考えると痛快。
三部、最後のコーラスの前、天使ウリエルのレチタティーヴォで人の夫婦に忠告を与えるのは
そんな音たちに囲まれ始めたヨーロッパへ忠告だったかも、そしてそれは今でも生きているのかも。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
[PR]
by hijiki-fugue50146 | 2013-02-20 23:00 | この地の人
d0149466_221949.jpg

写真は1月26日荒通し練習が終わりマエストロ山田和樹さんのお誕生を舞台で御祝いしたところです。
この日の会館はとても寒く、薄着だった自分は思わず「遭難しそう」と呟きました。
皆様、草々に帰る準備を始め、清酒の『山田錦』を片手にご満悦のマエストロ。
バリトンのソリストを務める原田圭さん、マエストロ和樹節にニコニコ楽しそうです。
左の脇で美女に囲まれ神妙な顔なのはレチタティーヴォ(recitativo)の伴奏を務めるチェロの彼。
睨んでいるように撮れちゃったはソリストの幸田浩子さん、いつも笑顔なのに。ごめんなさい。
向かい合って譜面を確認している女性はチェンバリストの辰巳美納子さん。

d0149466_22452294.jpg

合唱を含めほとんどのメンバーがステージを去り寒さがひとしお身にしみる中
もう一人のソリスト、松原友さんを加えレスタティーヴォを担当するメンバーがもう一度総ざらい。
自分を含め数人の合唱のメンバーはサインを頂こうと、よこしまな心を抱き客席から見守りました。
そのとき、ふと同じ匂い、小林道夫先生のサマーアカデミーを思い出しました。
辰巳さんや幸田さんがレチタティーヴォの歌詞を読み解きチェロの彼に伝える。
彼はその思いを一身に受け演奏を紡いでゆく、そういう時間を過ごせたことは、とても幸せでした。
サイン?松原友さんだけ、そぉっと楽譜にいただきました。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
[PR]
by hijiki-fugue50146 | 2013-02-03 23:19 | この地の人
d0149466_091986.jpg

昨年の7月、まさかの出向から6カ月たちました。
そのときから無事、1月27日を迎えられるとは思いませんでした。
今日現在でも、かなり怪しいですが寸前まで調整が続きます。
山田和樹先生指揮、横浜シンフォニエッタ演奏によるハイドンの≪天地創造≫。

唄えなかったら縁がなかったと諦めるには素晴らしすぎる企画。
実のところ出向直後からは練習も諦め、しばらくお休みをしていました。
ところが街で会うメンバーや先生から叱咤激励をされ秋になって練習に復帰。

そのため自分自身のモチベーションを高めるために
いろんな指揮者の方の天地創造の音源を集めたり
バッハの≪ロ短調ミサ≫を聴きに行ったりしました。
それは気がつかなかった音楽の世界を知るきっかけにもなりました。

ほかにも、いろいろ広がった言葉と音楽の世界。
これから思い出しながらブログをアップしてゆきたいと思います。
写真は1月の練習へ直々にいらっしゃったマエストロ山田和樹さんです。
[PR]
by hijiki-fugue50146 | 2013-01-25 00:28 | 雑観
d0149466_23103393.jpg

8月26日、松本でのサイトウキネン、『火刑台上のジャンヌ・ダルク』のカーテンコールです。
この舞台を観る事ができて本当に幸せでした。
7月から出向した職場のあまりの忙しさに妻と行く予定を断念しました。
縁がないという事なんだなと諦めておりましたら、公演前日、1名キャンセルがでました。
迷ったあげく、一人日帰りで松本までコンサート詣での旅、行きは5時間を切りました。
カーナビなんか付いていないオイラは奥さんの電話誘導で向かった先は松本城先の体育館。
妙に静かでチケットを預かっている先発隊から焦った電話が入る。
気がつけば開演15分前、体育館に車を置いてタクシーを呼びました。
ほどなく迎えに来ていただいたアルプス交通のタクシーの運転手の方は伊豆の大仁で働いていたと。
「絶対間にあいまわせますよ」と川沿いの道とスーパーの駐車場をスルスルすり抜けてゆきます。
5分前、まつもと市民芸術館 に着いてチケットをカウンターで受け取って席に着いたら
開演の鐘の音と同時に着席、舞台の両そでに流れる対訳を見ながらのあっという間の80分でした。
公演後、下田のメンバーに再開、「なかなか来なくて卒倒しそうになった」といわれ苦笑い。
帰りの道すがらオーラを感じたら草間弥生さんの帰郷展、げに松本は文化のパワースポットなり。

d0149466_23382098.jpg


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
[PR]
by hijiki-fugue50146 | 2012-09-09 23:03 | この地のコトバ
d0149466_23134410.jpg

6月3日、N響オーチャード定期公演とレオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想に伺いました。
ダヴィンチ展の数々のモナ・リザの模写をみながら、マニエリスムという言葉に目が止まりました。
公演前の短い時間でしたが心の足踏みを揃える事が出来ました。

公演は山田和樹先生、初のN響指揮、すべてベートーヴェン、ハ短調の作品ばかりです。
一曲目の『序曲・コリオラン』が終わり切らぬうちの唐突な拍手に手荒い洗礼を感じました。
たしかに揃って綺麗な演奏ですが無難だなあ、名刺交換に例えればいいのかな。
2曲目はとてもオケが重く感じました。指揮がピアノがはねようとしている仲介役に廻っているような。

d0149466_23565770.jpg

写真は道玄坂の名曲喫茶『ライオン』の裏口というか坂上の玄関になります。
此処こそ、時間が止まったマニエリスムのなのかも、公演前お邪魔しました。

さて公演の3曲目は御本人が、お好きだという交響曲5番『運命』です。
第3楽章のホルンのソロの出だしが少し揃わなかったのでした。
ところが、それからオケにいい意味での緊張感というか集中力が漂い始めました。
やっとオケと指揮者の良い対話が聴こえ始じめ、最終章は少し浮遊できた感じでした。
そう、自分は良い演奏ではなく指揮者と演奏者、聴衆との対話の形を楽しみに来ていたのでした。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
[PR]
by hijiki-fugue50146 | 2012-06-05 22:54 | この地のコトバ
d0149466_21164171.jpg

公演番号は247、ホールCはドストエフスキーと名付けられていました。
山田和樹指揮、横浜シンフォニエッタの演目は二つともチャイコフスキー。
弦楽六重奏曲 op.70 「フィレンツェの思い出」と弦楽セレナード op.48。
昨年のLFJと同じ弦楽器セクションだけの構成です。

演奏当初はホールの大きさより少し小さな音かなと思いました。
聴いて行くうちに、久々ぶりに山田和樹先生ならではの、きめの細やか。
久々ぶりに音の重力の開放を感じました。
重いと思った音がフワッと鳥の産毛のように舞いあがり光る。
ああ、これだ、去年とは違う、安心しました。

曲間には椅子の配置換えをしている北川さんや袖から客席を覗く碓井さんがチラリ。
ニ曲目は長岡さんがコンサートマスター、指揮者と阿吽の呼吸でオーケストラが走り始めました。
ああ、聡季さん、椅子から立ちあがりそう、それにしても弱音の美しいことよ、じらされました。
第一楽章のジャンのあと『ドーーー』は謎、こんどお会いした時、お話を伺うことにしましょう。
それにしてもケータイのバッテリー切れの警告音、演奏前で良かった、和みました。

ブログランキング・にほんブログ村へ
[PR]
by hijiki-fugue50146 | 2012-05-20 23:08 | この地のコトバ
d0149466_17462773.jpg

『筑後川』の打ち上げのとき、指揮者の山田一樹さん盟友の
碓井俊樹さんと北川森央さんがお見えになりました。
前日、西伊豆でのリサイタルを終えてお寄りになりました。
臼井さんと前田勝則さんとは先輩後輩の関係で、なにやらよもやま話
前田さんいわく「山田君からね自由に弾いていいって言われてねぇ・・・」
そうなんですか?その割にはゲネプロで細かく指示をなされていたような・・・。

d0149466_1881281.jpg

新年明け、碓井さんと北川さんどうやらデンジャラスな旅に出かけていたようで。
その行脚は森央さんのブログ、アルジェリア旅行記に出ております。
碓井さんは「ほんと、あいつ(北川さん)は世間知らずで・・・」と車に乗せられたら
助けの手を差し伸べようと思った、と笑いながら話してくれました。
音楽の乾いた土地ならどちらでも?と尋ねますと、こくりと頷いて
「僕はピアノのテロリストだから」とサラリ、う~ん、ピアノのチェ・ゲバラというところでしょうか。
「爆弾テロぐらいじゃ平気だから」、無事で帰って日焼けしたお顔、見せてくださいね。
ピエール・アモイヤルさんとのリサイタル、すごく心に残っておりますので日本でも、ぜひ。

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村
[PR]
by hijiki-fugue50146 | 2012-02-18 16:53 | この地の人
d0149466_23461640.jpg

演奏会のパンフレットにチラシやアンケートをはさみ込んでいます。
およそ800部、たいした時間はかからないのです。
手が乾燥気味でうまくチラシが取れなかったり
ポスターの森麻季さんの美しさにため息が出たり
井戸端会議のネタには事欠かない時間です。
だんだんわが身の打ち明け話になって「私も、もう(歳があなたの)お仲間になって仕事やめたのよ~」
「親のね、面倒を見ているので今日はショートケアに預けてね」などなど。

d0149466_04296.jpg

これは当日、東京混声合唱団のゲネプロで聞かせていただいた
『オンゴー・オーニ』の練習風景です。
この曲を単体聴いただけでは正直、難しい、よくわからない曲でした。
もちろん東京混声合唱団の歌唱力の美しさは格別なんですが。
謎解きは本番で分りました。
自分達が歌う『筑後川』から始まって徐々に抽象性と無調性が高まってゆき
最後は世界の愛唱歌で落ちつく、和音の移行を聞くようなプログラムだったんですね。

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村
[PR]
by hijiki-fugue50146 | 2012-02-12 23:36 | この地のコトバ
d0149466_1142487.jpg

ご無沙汰でした、自分のパソコンが不調で妻のパソコンを間借りしております。

写真の一番上の本は大好きな内田百閒の猫の随筆集です。
我が家の猫が年末から食べられなくなり自宅でほぼ点滴だけで一ヶ月生き延びました。
『クルやお前か』のクルツのように自分と妻に囲まれ妻の腕の中で息を引き取りました。
ほとんど苦しまずに息を引き取ったのが自分達の救いでした。

その下は團伊玖磨の混声合唱組曲『筑後川』の声楽譜です。
2月12日、東京混声合唱団と共に山田和樹先生指揮で全曲歌います。
今週末は二日続けて追い込みの練習があり、気持ちは焦るのですが声がついていきません。
その下のハイドンの『天地創造』のLDで、来年、山田和樹先生の誕生日、1月27日
下田において横浜シンフォニエッタ演奏で合唱を行うことになり、お誘いを受けました。

一番下は上原近代美術館と仏教美術館のポスターとチケットです。
近代美術館は岡鹿之助を中心にフランス画家のコレクションを企画展示しています。
じつは仏教美術館で伊豆の仏像が特別展示中で、二天に魅了されて何度も足を運んでいます。
ヨーロッパでギリシャ彫刻にも匹敵すると絶賛されました、撮影はもちろん不可、ご了承を。

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村
[PR]
by hijiki-fugue50146 | 2012-02-03 10:57 | 雑観
d0149466_23521937.jpg

横浜シンフォニエッタの第四回演奏会を聞いてきました。
ゴールデンウィークの音楽祭で演奏されたヒンデミットの弦楽曲を聴いた時
なんともいえない違和感を感じ、その答え探しに行ったのでした。

いままで何回か拝見させていただいた指揮する山田和樹さんは
つま先から指揮する指さきまで、ほんの少し宙に浮いて
引力から逃れているのではという印象を受けてました。
そして奏でられる音楽は砲丸投の鉄球を軽々と投げてみせては
頂点で絹の衣にかわり、落下してくるときは芯を持った水のように
物の持つしなやかな放物線などの物理曲線の優雅さを聴き取れたのです。

ところがここ数回の演奏会を聴きに伺ったときそのイメージを解体するような感じを受けたのです。
こんかいはファーストヴァイオリン側の前のほうの席だったせいでオケとのやり取りがよく見えました。
やっぱり耳のいい方だ、だけどそれだけじゃなくて次なる何かをつくり上げようとしている。
パンフレットの「山田和樹の西方見聞録」中のパリ管弦楽団を指揮した手記
とくにベルリオーズの幻想交響曲のくだりに答えのヒントがあるような気がしました。

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村
[PR]
by hijiki-fugue50146 | 2011-08-12 23:36 | この地の人