バッハとモーツァルトの蟻地獄。
北川森央さんフルートリサイタルを聞き終わって。
ああ、とんでもないことになってしまったと少し後悔。
冒頭、バッハの無伴奏チェロ組曲をフルートで演奏なさったときは
ああ、こうやってチェロからフルートへ置き換えていくんだと納得。
これは小林道夫先生のサマーアカデミーや山田和樹先生から
いろいろ教えていただいたおかげです、もちろん素人の浅知恵ですけどね。
いままでは砂に埋もれた万里の長城を軽々と跨ぐように音楽を聴いていたのに
バッハとモーツァルトの深い解釈のひとつを覗いてしまったために
砂地を掘り下げてゆき、初めて城郭の高さを実感し
気がつけば隣のベートーベンまで見え始め・・・。
リサイタルの後半、シューマンとシューベルトを聴いたとたん
ああ駄目だ、妙な深読みをしすぎて曲が素直に入ってきません。
この二人の作曲家のところまで塀は続いているのは確かなのですが
穴から這い出て新たに掘り進むことを考えると、ため息だけが出るのです。
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ああ、とんでもないことになってしまったと少し後悔。
冒頭、バッハの無伴奏チェロ組曲をフルートで演奏なさったときは
ああ、こうやってチェロからフルートへ置き換えていくんだと納得。
これは小林道夫先生のサマーアカデミーや山田和樹先生から
いろいろ教えていただいたおかげです、もちろん素人の浅知恵ですけどね。
いままでは砂に埋もれた万里の長城を軽々と跨ぐように音楽を聴いていたのに
バッハとモーツァルトの深い解釈のひとつを覗いてしまったために
砂地を掘り下げてゆき、初めて城郭の高さを実感し
気がつけば隣のベートーベンまで見え始め・・・。
リサイタルの後半、シューマンとシューベルトを聴いたとたん
ああ駄目だ、妙な深読みをしすぎて曲が素直に入ってきません。
この二人の作曲家のところまで塀は続いているのは確かなのですが
穴から這い出て新たに掘り進むことを考えると、ため息だけが出るのです。
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by hijiki-fugue50146
| 2010-12-12 22:35
| この地のコトバ