風力発電百景・その36
水ブキの収穫が、たけなわ、いつもの散歩道での光景。
おばさん、緑の洪水の中で泳いでいるようにも見えました。
日ざしは暖かく風は冷たいというコントラストの強い日々が続きます。
なかなか、ふんわり、うとうととはいかないようです。
アロエの収穫もあちこちで。
お話をうかがうと、「先端が赤くなったのお茶にはだめ、商品価値が下がってね。
長さも機械の都合で21センチに切りそろえるの、手が挟まれないように。
いまはジュースが売れてね、中身だけ使うので、何とか引き取ってくれる。
ここは風が強いので霜よけの寒冷紗も2枚かけないと吹き飛ぶのよ。
土地も水はけが悪いとなかなか育たなくて」
一見、植えっぱなしに見えたんですけど、ご苦労が多いんですね。
アロエ畑の向こうには風力発電のブレードがワルツで回っています。
一番手前が停止しているためか、風向きのせいか、ほとんど音を感じません。
かわりに小鳥の鳴き声が頭上を通り過ぎます。
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by hijiki-fugue50146
| 2010-04-26 23:20
| この地の産物